演劇公演関連ニュース
マンスリー・プロジェクト9月 トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」を開催いたしました!
マンスリー・プロジェクト9月 トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」を開催いたしました!
新シリーズ企画「Try・Angle-三人の演出家の視点-」のオープニングに合わせて行われたトークセッション。
芸術監督の宮田慶子が聞き手となり、3作品の演出を担う小川絵梨子、森 新太郎、上村聡史が一堂に会した。
小川はフリーの演出家になったいきさつや苦労話に触れつつ、戯曲が手に入りやすいニューヨークの演劇事情と『OPUS』との出会いを紹介。
森は、劇団所属がゆえにエリザベス朝演劇には親しみがあり、ハイリスクだと思いながらも日本であまり知られていないマーロウの『エドワード二世』に挑戦することにした経緯を語った。
上村は老舗劇団の特性を述べ、サルトル作『アルトナの幽閉者』を選んだのは、主流ではないものに目が行く癖があるからと自己分析。
宮田は自分の経験談をはさみながら、作を兼ねずに演出プロパーでやる魅力、プロデュース公演のおもしろさ、作家や俳優に対する思い、今後やりたいことなどを3人から引き出していく。
同世代ながら普段なかなか顔を合わす機会がないという3人が互いに質問を投げかけ、思わず本音が飛び出すなど、とっておきの話が聞けた内容の濃い1時間半となった。
ご来場いただいたお客様からアンケートをいただきました!
「普段話しを聞くことも、顔を見ることのない演出家の方々の話が聞けて舞台がより身近になった気がします。これからますます楽しみになりました。」
「三人の個性ある意見や考え方がよくわかり、作品をみるにあたり参考になりました。」
「演出家の素顔がみえて楽しかった。30代半ばとのことで、これからを期待しています。」
「演出家の考えていること、演出家の創造の現場の様子がかいま見られた。台本と俳優へのかかわり方が重要であることを知れて面白かった。」
「若手の演出家3人のそれぞれの考え、個性がわかり面白く聞けました。舞台も楽しみに観るつもりです。」
「考え方も環境も異なる若手の演出家の方の話をあわせて聞くことができたのは本当に刺激的でした。」
「同じく演出家の宮田さんならではの踏み込んだ質問で面白い話が聞けました。」
たくさんのアンケートありがとうございました!
<小川絵梨子氏> <宮田慶子氏>
<上村聡史氏> <森 新太郎氏>
マンスリー・プロジェクトは、4シーズン目にはいり、ますます多彩、さらに充実!
入場は無料!皆様をお待ちしています!
新国立劇場でしか聞けない演劇講座にトークセッション、そして参加型のワークショップも2回と充実、リーディング公演も見逃せません。
演劇公演をより楽しんでいただくために、お気軽にマンスリー・プロジェクトへお越しください!
お問い合わせ:新国立劇場情報センター「マンスリー・プロジェクト」受付係 電話03-5351-3011(代)
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