プロフィール

【作】William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)
イギリス、エリザベス朝の劇作家、詩人。1564年-1616年。
生涯に37本を越える劇作を残し、死後出版された全集ではその作品が歴史劇、悲劇、喜劇に分類された。そのうち歴史劇は10本を数え、イギリスの王権史に題材をとった『ジョン王』『リチャード二世』『ヘンリー四世』第一部、第二部、『ヘンリー五世』『ヘンリー六世』第一部、第二部、第三部、『リチャード三世』『ヘンリー八世』がある。執筆された順から『ヘンリー六世』三部作と『リチャード三世』を「第一四部作」と呼ぶこともある。
37本の作品群は21世紀の今日に至るまで、本国イギリスは言うに及ばず全世界で上演され続けている。我が国でも、明治期に翻案作品が紹介されて以来さまざまな形で上演され、歌舞伎から小劇場の公演まで広範囲に影響を与えている。。

【演出】鵜山 仁(うやま・ひとし)
舞台芸術学院、文学座附属研究所を経て、1981年、文学座座員に。83年から1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在。毎日芸術賞千田是也賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など、受賞多数。最近の演出作品に『炎の人』『山羊…それって…もしかして…シルヴィア?』『欲望という名の電車』など。新国立劇場では、『リア王』『新・雨月物語』『新・地獄変』『コペンハーゲン』『花咲く港』『カエル』『アルゴス坂の白い家』『オットーと呼ばれる日本人』『舞台は夢』『現代能楽集 鵺』『イロアセル』、オペラ『カルメン』『鹿鳴館』を演出。2009年『ヘンリー六世』の演出で芸術選奨文部科学大臣賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞などを受賞。07年9月より10年8月まで新国立劇場演劇部門芸術監督。

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