プロフィール

【作】井上ひさし(いのうえ・ひさし)
1934年生まれ。60年、上智大学卒業。放送作家として『ひょっこりひょうたん島』(共作)、小説に『手鎖心中』『吉里吉里人』『四千万歩の男』『東京セブンローズ』『イソップ株式会社』ほか、エッセイもふくめ、著書多数。戯曲に『日本人のへそ』『藪原検校』『雨』『頭痛肩こり樋口一葉』『きらめく星座』『黙阿彌オペラ』『紙屋町さくらホテル』『夢の裂け目』『夢の泪』『夢の痂』『太鼓たたいて笛ふいて』『兄おとうと』『円生と志ん生』『箱根強羅ホテル』『ロマンス』まで傑作数知れず。87年、蔵書を故郷山形県川西町に寄贈し、図書館「遅筆堂文庫」が開館。同文庫を拠点に88年より「生活者大学校」を開校している。直木賞、岸田國士戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、読売文学賞、菊池寛賞、朝日賞ほか受賞多数。

【演 出】栗山民也(くりやま・たみや)
早稲田大学文学部演劇科卒業。主な演出作品に、『ゴドーを待ちながら』『阿国』『獅子を飼う』『GHETTO/ゲットー』『海の沸点』『エヴァ、帰りのない旅』『太鼓たたいて笛ふいて』『マリー・アントワネット』『かもめ』などがある。紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞第1回千田是也賞、第1回朝日舞台芸術賞などを受賞。新国立劇場では『今宵かぎりは…』『ブッダ』『キーン』『夜への長い旅路』『欲望という名の電車』『ピカドン・キジムナー』『夢の裂け目』『ワーニャおじさん』『櫻の園』『浮標』『夢の泪』『涙の谷、銀河の丘』『世阿彌』『胎内』『喪服の似合うエレクトラ』『箱根強羅ホテル』『母・肝っ玉とその子供たち』『夢の痂』『CLEANSKINS/きれいな肌』『氷屋来たる』『まほろば』、オペラ『夕鶴』『蝶々夫人』を演出。新国立劇場演劇前芸術監督、現在、新国立劇場演劇研修所所長。

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