プロフィール

【演出】ジョン・ケアード John Caird 
現在、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の名誉アソシエート・ディレクター。RSCでの演出は20本を超え、シェイクスピア、ゴーリキー、ブレヒト等をはじめとした古典から、現代の作家の新作まで幅広く手掛ける。『夏の夜の夢』も1998年にRSCで演出。トレバー・ナンと共に演出を務めた『レ・ミゼラブル』と『ニコラス・ニクルビー』は世界中で数々の賞に輝いた。また彼らの脚色による『ピーターパン』はRSCで初演、その後、ナショナル・シアターで上演された。ウエストエンドでは、アンドリュー・ロイド・ウェーバーのプロダクションを演出。また、BBC制作のシェイクスピアシリーズでは『ヘンリー四世』を演出。日本ではミュージカル『レ・ミゼラブル』『ベガーズ・オペラ』を上演したほか、『夏の夜の夢』に続き『錦繍』『私生活』を演出。

【美術・衣裳】スー・ブレイン Sue Blane
英国や海外の主要カンパニーで、オペラ、バレエ、演劇、ミュージカル、映画などの美術・衣裳デザインを手がけている。特に映画『ロッキー・ホラー・ショー』、グリーナウェイ監督『英国式庭園殺人事件』の衣裳デザインは有名。新国立劇場ではオペラ『ルル』(デヴィッド・パウントニー演出)の衣裳、バレエ『アラジン』(デヴィッド・ビントレー振付)の衣裳も手がけている。

村井国夫(むらい・くにお)
俳優座附属養成所15期生。1966年の劇団自由劇場の創立メンバー。89年の東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』でのジャベール役を2001年までつとめる。主な舞台に『蜘蛛女のキス』『屋根の上のヴァイオリン弾き』『マイ・フェア・レディ』『三人姉妹』『オセロー』『エリザベート』『オスカー』『ミー&マイガール』などがある。テレビでは「浅見光彦シリーズ」のレギュラーのほか、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーで幅広く活躍している。著書に『妻の乳房』(音無美紀子共著)がある。新国立劇場では『コペンハーゲン』に出演。第32回菊田一夫演劇賞受賞。

麻実れい(あさみ・れい)
1970年、宝塚歌劇団に入団。80年、雪組トップスターとなり、85年退団、ミュージカル『シカゴ』で女優として第一歩を踏み出す。『マクベス』『危険な関係』『サラ』『桜の園』『AOI/KOMACHI』『オイディプス王』『黒蜥蜴』などのストレートプレイに数多く主演するほか、音楽劇『ハムレット』、ミュージカル『蜘蛛女のキス』、映画『十五才−学校W−』など幅広く活躍している。読売演劇大賞最優秀女優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、毎日芸術賞、朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章など、受賞多数。新国立劇場には『くしゃみ』『箱根強羅ホテル』『夏の夜の夢』『山の巨人たち』に出演。

チョンソンハ(ちょう・そんは)
北区つかこうへい劇団を卒業後、2004年、演出家ロバート・アラン・アッカーマンに見出され、『エンジェルス・イン・アメリカ』のエンジェル役に抜擢、強烈な印象を残す。主な舞台に『幕末純情伝』『飛龍伝』『熱海殺人事件』『アイスクリームマン』『エビ大王』『ウィー・トーマス』『春琴』『バーム・イン・ギリヤド』などがある。

Copyright (C) 2003-2007 New National Theatre, Tokyo. all rights resrved.