たとえば野に咲く花のように−アンドロマケ−

  • 2007/2008シーズン
  • 2007/2008 Season Play
    2007年10月17日(水)〜11月4日(日)

    新国立劇場開場10周年記念
    フェスティバル公演

    「三つの悲劇」―ギリシャからVol.2
  • 中劇場
  • 廻り巡る片想いの連鎖 一方通行の四角関係の結末は――?

    恋に翻弄される人間の愚かさと滑稽さを描く“大爆笑の大悲劇”

  • 公演日程

    公演日程

    開場は開演の30分前です。
    予定上演時間:約2時間10分(休憩なし)

    *託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
    来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
    ■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
    ■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
    (土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

トロイア戦争に敗れて亡くなった夫を想いながら、敵国エーペイロスの囚われ人として生きた女性アンドロマケ。ギリシャ三大悲劇詩人エウリピデスと、フランス古典主義を代表するラシーヌが描いた“アンドロマケ”は、愛する者に愛されない4人の男女の四角関係と、それが引き起こす悲劇の物語。今回は、1951年、朝鮮戦争中の日本に舞台を移し、激しい恋にとらわれてしまった人間の、どこまでも愚かで、愛らしく、それでいて滑稽に見えてしまう究極の姿を"大爆笑の大悲劇"として描き出します。
作に、『ザ・寺山』で岸田國士戯曲賞を、映画『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞し、独自の世界を圧倒的な言葉で紡ぎ出す劇作家鄭義信を迎え、人間の細やかな心の機微を丁寧に描き、今、女性演出家として最も注目を浴びる鈴木裕美が演出を手がけます。