廻り巡る片想いの連鎖 一方通行の四角関係の結末は――?
恋に翻弄される人間の愚かさと滑稽さを描く“大爆笑の大悲劇”
開場は開演の30分前です。
予定上演時間:約2時間10分(休憩なし)
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
トロイア戦争に敗れて亡くなった夫を想いながら、敵国エーペイロスの囚われ人として生きた女性アンドロマケ。ギリシャ三大悲劇詩人エウリピデスと、フランス古典主義を代表するラシーヌが描いた“アンドロマケ”は、愛する者に愛されない4人の男女の四角関係と、それが引き起こす悲劇の物語。今回は、1951年、朝鮮戦争中の日本に舞台を移し、激しい恋にとらわれてしまった人間の、どこまでも愚かで、愛らしく、それでいて滑稽に見えてしまう究極の姿を"大爆笑の大悲劇"として描き出します。
作に、『ザ・寺山』で岸田國士戯曲賞を、映画『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞脚本賞を受賞し、独自の世界を圧倒的な言葉で紡ぎ出す劇作家鄭義信を迎え、人間の細やかな心の機微を丁寧に描き、今、女性演出家として最も注目を浴びる鈴木裕美が演出を手がけます。
「三つの悲劇」 ギリシャから―古代を現代に、現代を未来につなぐ 物語のはじまり
新国立劇場開場10周年の節目にあたる2007/2008シーズン、鵜山新芸術監督の就任企画第1弾は、ギリシャ悲劇に材をとった「三つの悲劇」三部作を一挙上演します。ギリシャ悲劇に登場するクリュタイメストラ、アンドロマケ、アンティゴネの3人を取り上げ、母・妻・娘という女性の3つの側面を異なる作家・演出家が三様に表現。ギリシャ神話の世界と現代の日常との衝突から新しい物語が誕生します。
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『たとえば野に咲く花のように』シアター・トーク
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