2014年2月16日
場当たり
稽古場に別れを告げ、キャストの皆さんもいよいよ劇場入りしました!
本番と同じ舞台装置の中で、最後の詰めの稽古に入ります。
昨日、今日は、テクニカルチームとの合わせ作業=「場当たり」が行われました。
役者たちの演技と、照明や音響などのタイミングがきっちりと合うように、きっかけとなる台詞の確認や、立ち位置の調整などをする作業です。
演出の上村聡史さんと舞台監督の田中直明さん(声がマイルド!)を中心に、ところどころ止めたり、もう一度やり直したりしながら、綿密な調整が続きます。
また、今回は小道具がとてもたくさんあることから、「転換稽古」も入念に行います。
わずかな時間の中で、あっという間に転換が行われる様は本当に気持ちがいい!
お客様にお見せできないのが残念なくらいです。
そして、場当たり終了後、キャストが集まってノートタイム。
「ノート」とは、稽古中気になったことを皆で話し合うことです。
劇場に入ってから見えてくることも多く、初日に向けてこれからさらに芝居が深まって行きそうです。
カテゴリー:コラム