研修所ニュース

オペラ研修所試演会『2つのロメオとジュリエット』稽古場たより①井口侑奏

 

オペラ研修所の今年の試演会は「2つのロメオとジュリエット」と題し、

V.ベッリーニ作曲『カプレーティ家とモンテッキ家』、C.グノー作曲『ロメオとジュリエット』という2人の作曲家による『ロメオとジュリエット』を抜粋上演いたします。

 

4月に入所したばかりの21期生を今週から1名ずつご紹介いたします。

まず、最初にご紹介するのは『カプレーティ家とモンテッキ家』ジュリエッタ役の井口侑奏(ソプラノ)です。

 

井口侑奏(IGUCHI Yukana)

愛知県立芸術大学卒業、同大学院を首席で修了。第65回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学の部全国大会入選。徳島音楽コンクールグランプリファイナル審査員特別賞受賞。

オペラには、マスネ作曲《サンドリヨン》妖精・ノエミ、モーツァルト作曲《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、デスピーナ、モーツァルト作曲《魔笛》童子Ⅰ・II、ドニゼッティ作曲《ランメルモールのルチア》タイトルロール役などで出演。

 

【研修生より皆さまへ】

はじめまして、ソプラノの井口侑奏です。

試演会ではベッリーニの《カプレーティ家とモンテッキ家》にジュリエッタ役で出演させていただきます!

入所早々にこのような素敵な役を演じることができて幸せです。精一杯わたしなりのジュリエッタを生きたいと思います。

この"稽古場たより"をご覧になっているみなさまに応援に来ていただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

 

  

稽古の様子

 

昨日29日(火)は立ち稽古初日ということで、舞台監督より舞台装置の説明があり、続いて『カプレーティ家とモンテッキ家』の稽古が行われました。

今回の試演会は、4月に入所した21期生にとっては、研修所での初舞台です。

演出の粟國淳氏、指揮の河原忠之氏をはじめ多くの講師陣、ピアニストからの指導を受け、自分の役と格闘しつつも日々稽古に励んでいます。

2年目を迎えた20期生、最終年度となる19期生の成長もぜひご覧ください。

 

オペラ研修所試演会『2つのロメオとジュリエット』稽古たより、次回の更新は6月6日(水)の予定です。

2018年度オペラ研修所最初の公演の稽古場の模様を、ぜひお楽しみに。

 

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