新国立劇場新制作オペラ『リゴレット』稽古開始しました

 

2013/2014シーズンオープニング公演『リゴレット』(10月3日初日)のリハーサルが、本日いよいよ始まりました。

 

歌手、合唱団、助演、スタッフを含め一同が揃い、顔合わせの後、今回新演出を手掛けるアンドレアス・クリゲンブルクが、作品のコンセプトについて熱く語りました。

 

「ヴェルディは、彼が生きていた時代が抱える社会問題に積極的に関わろうとして、その時代の非道徳的な醜い側面を作品で描きました。『リゴレット』は1832年に初演されたヴィクトル・ユーゴーの戯曲を基にオペラ化されましたが、暴力、殺人、復讐などの場面が不適切だとして何度も検閲にかけられました。クリーゲンブルクは、そのヴェルディの意図を組み、今私達の生きている時代の醜いものに目を向けようと、『リゴレット』の舞台に、近代的な都市社会の縮図であるホテルを選びました。」

 

物語の舞台は現代的なホテル。幕毎に全く違った世界が展開します。

第1幕は華やかな舞踏会の場面。一見ゴージャスな世界で、人々は美しい衣裳で着飾っていますが、内側には醜いものをいっぱい抱えている人々。彼らは仮面をかぶり、正直者のふりをしながら、犯罪を犯します。主役の3人の動きと同時進行で、他の部屋でも合唱団や助演が様々な動きをするので、それにもご注目を!

そして第2幕は、第1幕の賑やかさとは対照的な静かなひっそりした闇の世界。

第3幕はホテルの屋上にさびれた荒れた感じのスパラフチーレの酒屋。第1・2幕で展開されたホテルの部屋での豪奢な世界とは対照的に、貧困と苦労の世界を描きます。

 

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 アンドレアス・クリーゲンブルク        一同熱心に耳を傾けました

 

クリーゲンブルクの描く現代の新しい「リゴレット」にご期待ください!

 

『リゴレット』公演情報こちらから

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