オペラ公演関連ニュース

新国立劇場2014/2015シーズンオペラ『運命の力』『椿姫』『ばらの騎士』出演者変更のお知らせ

 

 新国立劇場2014/2015シーズンのオペラ公演について出演者が変更となりましたのでお知らせいたします。

 

 『運命の力』指揮を予定していたマッシモ・ザネッティは本人の芸術上の理由により、『椿姫』にヴィオレッタ役で出演を予定していたラナ・コスは本人の都合により、『ばらの騎士』にオクタヴィアン役で出演を予定していたステファニー・ハウツィールは、本人と所属するオペラハウスの都合により、それぞれ出演できなくなりました。

 

 そのため、下記のとおり出演者を変更して上演いたします。なお、この変更に伴う払い戻しはありません。

 

  『運命の力』指揮:マッシモ・ザネッティ                            → ホセ・ルイス・ゴメス

  『椿姫』ヴィオレッタ:ラナ・コス                                    → ベルナルダ・ボブロ

  『ばらの騎士』オクタヴィアン:ステファニー・ハウツィール → ステファニー・アタナソフ

  

 

◎『運命の力』公演情報はこちら

◎『椿姫』公演情報はこちら

◎『ばらの騎士』公演情報はこちら

 

 

< 新キャスト プロフィール >


ホセ・ルイス・ゴメス (指揮)                 José Luis Gomez

Gomez_Jose_Luis_2013a_PC_Matthieu_Gauchet_300.jpg ベネズエラ生まれのスペイン人指揮者。マンハッタン音楽院でバイオリンを学んだ後、リュー・ジア、ムハイ・タン、ジョン・ネルソンに指揮を学ぶ。2010年ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール(フランクフルト)第一位獲得。これまでに、フランクフルト放送交響楽団、スペイン放送交響楽団、ヒューストン交響楽団、ハンブルク交響楽団など数多くのオーケストラに客演。オペラ指揮者としては、バルセロナのリセウ劇場及びジュネーヴ歌劇場『シモン・ボッカネグラ』、イタリアのAsLicoオペラ団体公演『フィガロの結婚』、フランクフルト州立歌劇場『ラ・ボエーム』、シュトゥットガルト州立歌劇場『チェネレントラ』などを指揮。今後の予定には、コモ歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』(14年9月)、マドリッドのレアル劇場『ゴイェスカス』(15年6月)などがある。現在、コモ歌劇場管弦楽団首席指揮者。新国立劇場初登場。


ベルナルダ・ボブロ (ヴィオレッタ)            Bernarda Bobro

Bernarda neu 04.jpg スロベニア生まれ。1999年にクラーゲンフルト市立劇場『フィガロの結婚』スザンナでオペラ・デビュー。2000~2005年ウィーン・フォルクスオーパーのアンサンブル・メンバーとして在籍し、スザンナ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『こうもり』アデーレ、『ファルスタッフ』ナンネッタなどで成功を収める。これまでにハンブルク州立歌劇場、ベルギー王立モネ劇場、ナポリのサン・カルロ歌劇場、グラインドボーン音楽祭、ザルツブルク音楽祭など欧州各地の劇場及び音楽祭で活躍。『椿姫』ヴィオレッタ役は、11年シュトゥットガルト歌劇場で大成功を収めたほか、12年には英国ロイヤルオペラに初出演、賞賛を浴びた。最近では、ウィーン・フォルクスオーパー『椿姫』、ロレーヌ国立歌劇場『皇帝ティートの慈悲』セルヴィリア、ブレゲンツ音楽祭『魔笛』パミーナなどに出演。今後の予定には、パリ・オペラ座『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、シアトル・オペラ『フィガロの結婚』伯爵夫人などがある。新国立劇場初登場。


ステファニー・アタナソフ (オクタヴィアン)       Stephanie Atanasov

Stephanie Atanasov.jpg ウィーン生まれ。ウィーン・コンセルヴァトリウム卒業。2005年にウィーン・フォルクスオーパー『ヘンゼルとグレーテル』眠りの精、シェーンブルン宮殿『偽の女庭師』ラミロ、及びザンクト・マルガレーテン音楽祭『カルメン』メルセデスでオペラ・デビュー後、ザクセン州立歌劇場のアンサンブル・メンバーとなり、『皇帝ティートの慈悲』アンニオで劇場デビュー。『ファルスタッフ』ページ夫人メグ、『サロメ』ヘロディアス、『魔笛』侍女2、『カルメン』メルセデス、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、『こうもり』オルロフスキー公爵などをレパートリーとし、ザクセン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場などドイツを中心に欧州各地の劇場で活躍。『ばらの騎士』オクタヴィアン役は、09年ドイツ・キール歌劇場で歌ったほか、10年ベルリン・ドイツ・オペラ、13年クラーゲンフルト市立劇場でも歌っている。最近では、ベルリン州立歌劇場『サロメ』ヘロディアス及びオラトリオ『魔法の酒』、キール歌劇場『ナクソス島のアリアドネ』作曲家などに出演。新国立劇場初登場。