オペラ公演関連ニュース

新国立劇場新制作オペラ「死の都」稽古開始しました

 

2013/2014シーズンオペラ新制作『死の都』(3月12日初日)のリハーサルが、昨日いよいよ始まりました。

 

パウル役のトルステン・ケール、マリエッタ役のミーガン・ミラー、フランク/フリッツ役アントン・ケレミチェフ、指揮のヤロスラフ・キズリンクを含め歌手・スタッフ一同が揃いました。

 

今回の公演では、演出家のカスパー・ホルテンに代わり、フィンランド国立歌劇場の演出補であるアンナ・ケロが再演演出を行います。顔合わせの後、ケロ氏は早速、今回のプロダクションのコンセプトを説明しました。

第1幕でパウルの部屋であった空間が、照明等を効果的に使うことにより第2幕でブルージュの街に変わり、第3幕で再びパウルの部屋に変わります。

 

コンセプト説明が終わると、直ぐに立ち稽古開始。ケロ氏はてきぱきと歌手に立ち位置を指示し、順調に稽古を進めています。パウル役のケールは何度も同役を演じているベテラン中のベテランですが、今回のホルテン演出のプロダクションは初めて。細かい動きや表情まで一つ一つケロ氏と確認し、納得しながら稽古を進めていました。

 

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セットプランを指し示しながらコンセプト説明を行うアンナ・ケロ(左から2人目)
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説明を熱心に聞き入るトルステン・ケール(パウル)、      ミーガン・ミラー(マリエッタ)
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オペラパレスの舞台と同じサイズの斜舞台が稽古場に組まれました。床の上のミニチュアハウスや花は実際の公演でも使われるものです。
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左より 自ら歌いながら場あたりを行うアンナ・ケロ、      山下牧子(ブリギッタ)、アントン・ケレミチェフ(フランク)

 

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ミーガン・ミラー
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トルステン・ケール

 

新国立劇場新制作オペラ「死の都」にご期待ください!

 

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