プロフィール

指揮:渡邊一正  Conductor :Watanabe Kazumasa
東京生まれ。87年よりドイツのダルムシュタット音楽院でピアノを学ぶ。91年東京フィルハーモニー交響楽団で指揮者デビュー。96年からは同交響楽団の指揮者に就任し、現在に至る。また95-2002年は広島交響楽団正指揮者も兼任。日本の主要オーケストラに客演し、その音楽性と指揮への信任を得ている。新国立劇場では『白鳥の湖』『くるみ割り人形』などを指揮。今シーズンは3月のバレエ公演『Ballet the Chic』を指揮する予定。

指 揮:菊地 彦典  Conductor : Kikuchi Yoshinori
東京芸術大学卒業後、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に留学。78年〜83年までドイツのヴィスバーデン歌劇場と契約。85年ミラノ・スカラ座で『蝶々夫人』を指揮、87年にはヴェローナ野外歌劇場に出演。88年藤療歌劇団『蝶々夫人』で日本デビューを飾り、以後『トスカ』『運命の力』『アンドレア・シェニエ』などを指揮。新国立劇場では『蝶々夫人』『マノン・レスコー』『仮面舞踏会』『トゥーランドット』『オテロ』を指揮している。


【バレエ】
バジル(5日):山本隆之 Yamamoto Ryuji <プリンシパル>
大阪府出身。97年より新国立劇場バレエ団登録ソリスト、2001年からシーズン契約ソリストとなる。『くるみ割り人形』『シンデレラ』『白鳥の湖』『ジゼル』『ラ・バヤデール』『ロメオとジュリエット』『眠れる森の美女』『ライモンダ』『コッペリア』『こうもり』等で主演。今シーズンは『ライモンダ』『白鳥の湖』『コッペリア』での主役が予定されている。主な受賞歴に03年中川鋭之助賞、07年橘秋子賞優秀賞、08年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞などがある。

キトリ(5日):寺島ひろみ Terashima Hiromi <ファースト・ソリスト>
神奈川県出身。ワガノワ・バレエ学校、マリインスキー劇場バレエ等を経て、2003/2004シーズンより新国立劇場バレエ団契約ソリスト。2004/2005シーズンの『ライモンダ』で主役デビュー。『眠れる森の美女』『ドン・キホーテ』『ラ・バヤデール』などで主役出演。今シーズンこれからは『ライモンダ』『白鳥の湖』『コッペリア』での主役が予定されている。主な受賞歴にワガノワ国際バレエコンクール特別賞(98年)など。


キトリ(6日):本島美和 Motojima Miwa <ソリスト>
東京都出身。新国立劇場バレエ研修所を経て、2003/2004シーズンより新国立劇場バレエ団契約ソリストとなる。2004/2005シーズンの『カルメン』で主役デビュー。『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』『ジゼル』『シンデレラ』『椿姫』『ラ・バヤデール』『アラジン』などで主役を踊る。今シーズンこれからは『ライモンダ』『コッペリア』での主役が予定されている。06年橘秋子賞スワン新人賞受賞。

バジル(6日):芳賀 望 Haga Nozomu <ソリスト (登録)>
埼玉県出身カナダ・ゴー バレエアカデミー(92-95年)ゴー バレエ アカデミー トレイニング カンパニー(96-99年)、カナダ・アルバータバレエ団(99-00年)、シカゴ・ジョフリー バレエ団(01-02年)、ゴー バレエ トレイニングカンパニー(02-03年)、K-BALLET COMPANY(02-07年)を経て、2008/2009シーズンより新国立劇場バレエ団登録ソリスト。『アラジン』で新国立劇場での主役デビューを飾った。

【オペラ】
セレーナ・ファルノッキア <ソプラノ>  Serena Farnocchia
イタリア・ピエトラサンタ生まれ。これまでにナポリ・サン・カルロ劇場、マントヴァ市立劇場、ローマ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、シュトゥットガルト州立歌劇場、フィンランド国立歌劇場などに出演。レパートリーには『カルメン』ミカエラ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『トゥーランドット』リュー、『ラ・ボエーム』ミミ等がある。新国立劇場では『ファルスタッフ』アリーチェに出演している。

木下 美穂子 <ソプラノ>  Kinoshita Mihoko
武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ修了。第70回日本音楽コンクール声楽部門1位など受賞多数。これまでに『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、『椿姫』ヴィオレッタ、『仮面舞踏会』アメーリア、『ラ・ボエーム』ミミ、『蝶々夫人』タイトルロールなどで絶賛されている。新国立劇場では小劇場オペラ『外套』、高校生のためのオペラ鑑賞教室『椿姫』に出演している。二期会会員。

ジュゼッペ・ジャコミーニ <テノール>  Giuseppe Giacomini
イタリア・パドヴァ生まれ。生地のポッリーニ音楽院を卒業後、ヴィオッティ・コンクールなど多くのコンクールで優勝を重ねる。ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場など世界中の著名な歌劇場に出演。『アイーダ』ラダメス、『トスカ』カヴァラドッシ、『サムソンとデリラ』サムソンなどを主要なレパートリーにしている。新国立劇場では『道化師』『蝶々夫人』に出演している。

市原 多朗 <テノール>  Ichihara Taro
東京芸術大学、同大学院修了。数々のコンクールで優勝し、80年二期会公演『ウェルテル』でオペラ・デビュー。81年渡欧サンタ・チェチーリア音楽院で学ぶ。82年リスボンのサン・カルロス歌劇場『トゥーランドット』で海外オペラ・デビュー。以後、ザルツブルク音楽祭、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場など、世界各地の主要歌劇場で活躍。新国立劇場では『ナブッコ』『仮面舞踏会』『トスカ』に出演。

直野 資 <バリトン>  Naono Tasuku
東京芸術大学卒業。同大学院在学中にイタリアに留学。国立パルマ・アリゴ・ボイト音楽院修了。オペラ・デビューは長門歌劇団『蝶々夫人』のシャープレス。以後、『椿姫』ジェルモン、『カルメン』エスカミーリョ、『シモン・ボッカネグラ』タイトルロール、『アイーダ』アモナズロ等で好評を博す。新国立劇場では、『蝶々夫人』シャープレス、『ナブッコ』『リゴレット』タイトルロール、『トスカ』スカルピア等に出演。二期会会員。

【管弦楽】

新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic
72年、指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。以来、優れた企画と充実した演奏で注目を集めてきた。97年より墨田区に本拠地を移転、「すみだトリフォニーホール」で日常の練習と公演を行う日本初の本格的フランチャイズを導入。03年、クリスティアン・アルミンクが音楽監督に就任。現在2011年まで契約延長が決定している。常に新しい音楽性を探求するオーケストラであり、その斬新な企画・優れた演奏がメディアでも「日本のオーケストラの新御三家のひとつ」として紹介されている。
公式ウェブサイト http://www.njp.or.jp

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