プロフィール

【編 曲・指 揮】:三澤 洋史 <みさわ ひろふみ>

群馬県出身。国立音楽大学声楽科卒業後、指揮に転向。
1984年ベルリン芸術大学指揮科を首席で卒業。
以来、オペラ、オラトリオ指揮者として幅広く活動を開始する。
2002年1月、新国立劇場において、新国立劇場本公演、フンパーディング作曲「ヘンゼルとグレーテル」を指揮し、好評を博す。1999年より2003年まで、夏に開催されるワーグナー音楽祭として世界的に有名な「バイロイト音楽祭」において、祝祭合唱団の指導スタッフの一員として従事。2001年12月に、NHK FM においてバイロイト音楽祭の全ての演目を全曲放送する「バイロイト2001」の解説を8日間に渡って担当した他、FM音楽番組の解説を行っている。
2001年9月より、新国立劇場合唱団合唱指揮者に就任。新国立劇場が行う全ての公演に合唱指揮者として関わる。芸術監督トーマス・ノヴォラツスキー氏就任に伴い、2003年9月から一年間は、音楽ヘッド・コーチも兼任した。
2005年と2007年7月には新国立劇場高校生のための鑑賞教室オペラ「蝶々夫人」を指揮。2004年には新国立劇場こどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険〜指環をとりもどせ」(世界初演)において指揮・編曲を務めて大成功を収め、2005年の再演においても指揮している。2006年には、新国立劇場こどものためのオペラ劇場オペラ「スペース・トゥーランドット」(世界初演)指揮・編曲を務めて大絶賛を博し2007年の再演においても指揮を務めて成功を収めている。
現在、新国立劇場合唱団指揮者


【演 出】:マティアス・フォン・シュテークマン <Matthias von Stegmann>

ミュンヘン生まれ。7歳から声優としての活動開始。ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」や「大草原の小さな家」にはじまり、その後も映画のドイツ語吹き替えを数多くこなす。さらに、テレビや映画の翻訳、台本、演出家として活動の場を広げる。テレビ番組では「セーラームーン」「チアーズ」等、映画では「シックス・センス」「座頭市(北野 武)」を手掛けている。同時に、俳優としてのキャリアが、演出の分野にまで広がり、1991年よりバイロイト音楽祭に参加、以来第一演出助手を務める。2001年英国ロイヤルオペラ「ヴォツェック」、2004年「ニーベルングの指環」(共にK.ウォーナー演出)でも演出補として参加するなど、多くの演出家の信頼を得ている。2003年メトロポリタン歌劇場「後宮からの逃走」では太守セリム役で出演。自ら音楽劇の執筆、演出も手掛けている。
新国立劇場では開場記念公演「ローエングリン」でヴォルフガング・ワーグナーの演出助手を務めて以来、「アラベッラ」、「魔笛」、「サロメ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「フィガロの結婚」、『ニーベルングの指環』(「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」)に参加。
2007年2月には「さまよえるオランダ人」を演出して絶賛を博している。2008年4月には「魔弾の射手」の演出が予定されている。

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