プロフィール

【指揮】ダニエレ・カッレガーリ  Conductor : Daniele Callegari
2001年『ドン・カルロ』に続いて新国立劇場2回目の登場。ミラノ生まれ。現在、王立フランダース・フィルハーモニックの首席指揮者。これまでにバイエルン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、パレルモ・マッシモ歌劇場、ヴェローナ野外劇場、ローマ歌劇場、バルセロナのリセウ歌劇場などヨーロッパ各地の劇場で活躍。ヴェルディ、プッチーニといったイタリアもののほか、現代作品にも積極的に取り組んでおり、世界初演作品も数多く指揮している。

リゴレット:ラード・アタネッリ  Rigoletto : Lado Ataneli
2008年6月『椿姫』ジェルモンに続き、新国立劇場2回目の登場。グルジア生まれ。首都トビリシの国立音楽アカデミーで学ぶ。1989年にトビリシの国立歌劇場で『仮面舞踏会』レナートでデビュー。数々のコンクールで優勝した後、国際的なキャリアをスタートさせる。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座、ハンブルク州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤルオペラなど世界各地に登場し、『アイーダ』アモナズロ、『道化師』トニオ、『トスカ』スカルピア、『マクベス』タイトルロール、『オテロ』イアーゴ、『仮面舞踏会』レナート、『リゴレット』タイトルロール、『椿姫』ジェルモンなど幅広いレパートリーで活躍している。

ジルダ:アニック・マッシス  Gilda:Annick Massis
フランス生まれ。現在最も高く評価されているリリック・コロラトゥーラソプラノ。世界中で活躍し、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バスチーユ・オペラ、チューリッヒ歌劇場、バルセロナ・リセウ歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ブリュッセル・モネ劇場、ヴェネチア・フェニーチェ歌劇場、ワシントン・オペラ、さらにはザルツブルク音楽祭、グラインドボーン音楽祭、フィレンツェ五月音楽祭、ペーザロ・ロッシーニフェスティヴァルなど音楽祭に数多く出演、マルク・ミンコフスキー、ズービン・メータ、ジェームズ・レヴァイン、ウィリアム・クリスティーらと共演している。レパートリーは広く、ラモーからプーランクにいたるフランスオペラのほか、ベルカント・オペラの蘇演を多く行い、さらにモーツァルト、ヴェルディ、マイヤベーアなどに及んでいる。最近では、2007年ヴェローナ野外劇場で『セビリアの理髪師』ロジーナ、同年『ランメルモールのルチア』タイトルロールで絶賛されている。新国立劇場初登場。

マントヴァ公爵:シャルヴァ・ムケリア  Il duca di Mantova : Shalva Mukeria
グルジア生まれ。音楽家の家に生まれる。トビリシでクラリネットを学ぶ。その後オデッサで声楽を専攻。プラハやトビリシのコンクールで優勝し、オデッサ歌劇場で研鑽を積んだ後、フィレンツェ歌劇場、デンマーク王立歌劇場、ライプツィヒ歌劇場などで『夢遊病の女』エルヴィーノ、『椿姫』アルフレード、『ラ・ボエーム』ロドルフォを歌う。2005/2006シーズンよりウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、エディタ・グルベローヴァと共演した『清教徒』アルトゥーロは絶賛を博す。
新国立劇場初登場。

スパラフチーレ:長谷川顯  Sparafucile : Hasegawa Akira
1998年『アラベッラ』ラモラル伯、99年、2001年『仮面舞踏会』トム、00年『トスカ』アンジェロッティ、01年『リゴレット』スパラフチーレ、同年『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、04年『カルメン』スニガ、05年『マイスタージンガー』ヘルマン、06年『魔笛』弁者、07年『ドン・カルロ』修道士、同年『西部の娘』アシュビー、そして、2001年〜04年「ニーベルングの指環」等、新国立劇場には多数出演している。
国立音楽大学卒業。二期会合唱団に15年間在籍し、1996年二期会公演『ワルキューレ』のフンディングに抜擢され、好評を博す。続く『魔笛』ザラストロ役など、二期会公演『ばらの騎士』警部、『シンデレラ』アリドーロ、『フィガロの結婚』ドン・バルトロ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長等に出演している。二期会会員。

マッダレーラ:森山京子  Maddalena : Moriyama Kyoko
1998年『ナブッコ』フェネーナ、『セビリアの理髪師』ベルタ、99年『マノン・レスコー』音楽家、『蝶々夫人』スズキ、2000年『イル・トロヴァトーレ』イネス、02年『カルメン』メルセデス、03年『オテロ』エミーリア、07年『フィガロの結婚』マルチェッリーナ、08年『軍人たち』ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人等、新国立劇場には多数出演している。
国立音楽大学卒業。ジョヴァンナ・ヴィーギ、アントニオ・ベルトラミの両氏に師事。
93年秋より文化庁派遣芸術家在外研修員として1年間ミラノに留学。85年、ニッカ・カルメンシータのオーディションで第1位。また、ドイツのライプツィヒ歌劇場と1994/1995、1995/1996の2シーズンの契約のほか、イタリアのパルマのコンセルヴァトーリオでのリサイタル、パルマ、レッジョ・エミーリアでヴィヴァルディ『ユディッタの光栄』ヴァーガンズ、ジェノヴァでのコンサートなど海外での活動も続け、00年3月はルーマニア国立歌劇場の『カルメン』にタイトルロールで出演している。
藤原歌劇団団員。

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