プロフィール

【指 揮】上岡 敏之  Conductor : Kamioka Toshiyuki
1960年東京生まれ。79年に、東京芸術大学に入学し、マルティン・メルツァー教授の下で、指揮、作曲、ピアノ、ヴァイオリンを学び、在学中の82年に、安宅賞を受賞、84年には、ハンブルク音楽大学に留学。96年から2004年8月まで、ヘッセン州の州都ヴィースバーデンにあるヘッセン州立歌劇場の音楽総監督を務めた後、04年のシーズンから、ノルトライン・ヴェストファーレン州ヴッパータール市の音楽総監督(ヴッパータール交響楽団)に迎えられ、現在に至っている。また、97年から06年まで、ノルトライン・ヴェストファーレン州ヘアフォードの北西ドイツフィルハーモニーの首席指揮者を務めた。さらに、00から01年、フランクフルト音楽大学で音楽アンサンブルの代理教授もつとめ、04年10月以降、ザールブリュッケン音楽大学の正教授の任にある。 新国立劇場初登場。

【演出】ルーカ・ロンコーニ  Production : Luca Ronconi
チュニジア生まれ。俳優として活躍した後、演出家に転進。1967年にトリノのテアトロ・レッジョでオネゲルの「火刑上のジャンヌ・ダルク」などをてがけてオペラの演出に進出。77年ミラノ・スカラ座におけるクラウディオ・アバド指揮「ドン・カルロ」で名声を確立。その後、スカラ座では88年にリッカルド・ムーティ指揮「ウィリアム・テル」で全幕バックをスライドで構成し、話題を集めた。他の演出作品は、ザルツブルク音楽祭の「ドン・ジョヴァンニ」、ミラノ・スカラ座の「ナクソス島のアリアドネ」などがある。

ヴィオレッタ:エレーナ・モシュク  Violetta Valéry : Elena Mosuc
ルーマニア生まれ。チューリッヒ歌劇場を中心にヨーロッパで活躍。主なレパートリーとして、「椿姫」ヴィオレッタ、「リゴレット」ジルダ、「魔笛」夜の女王、「ホフマン物語」オランピア、「ランメルモールのルチア」ルチア、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「チェネレントラ」クロリンダ、「カルメン」ミカエラ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ等がある。いままでに出演した主な劇場は、ベルリン州立劇場、バイエルン州立歌劇場、ヴェローナ野外劇場等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

アルフレード:ロベルト・サッカ  Alfredo Germont : Roberto Saccà
ドイツ生まれのイタリア人。ヴェルディ、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、リヒャルト・シュトラウスを得意とする、リリック・テノール。おもなレパートリーは、「椿姫」アルフレード、「リゴレット」マントヴァ公爵、「魔笛」タミーノ、「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、「コジ・ファン・トゥッテ」フェルナンド、「イドメネオ」タイトルロール、「チェネレントラ」ドン・ラミロ等である。今まで出演した主な劇場は、バイエルン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤルオペラハウス等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

ジェルモン:ラード・アタネッリ  Giorgio Germont : Lado Ataneli
グルジア生まれ。現在、世界中で活躍しているバリトン。レパートリーとしては、「椿姫」ジェロモン、「マクベス」タイトルロール、「運命の力」ドン・カルロ、「トスカ」スカルピア、「ドン・カルロ」ロドリーゴ、「ナブッコ」タイトルロール、「道化師」トニオ、「オテロ」ヤーゴ、「アンドレア・シェニエ」カルロ・ジェラール、「アイーダ」アモナズロ、「シモン・ボッカネグラ」タイトルロール、「仮面舞踏会」レナート等である。今までに出演した主な劇場は、メトロポリタン歌劇場、ロサンゼルス・オペラ、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ワシントン・オペラ、ハンブルグ歌劇場、英国ロイヤルオペラハウス等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

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