プロフィール

指揮:ミヒャエル・ボーダー
2005年「フィデリオ」に続いて、2回目の新国立劇場登場。ハンブルク音楽院に学び、89年に30歳の若さでバーゼル・オペラの音楽監督兼首席指揮者に就任した他、バイエルン州立歌劇場、サンフランシスコ・オペラなどの著名な歌劇場に客演。2000年にはウィーン国立歌劇場でのデッカー演出「ルル」で注目を集めた。コンサート指揮者としても活躍している。

演出:マティアス・フォン・シュテークマン
1991年よりバイロイト音楽祭に参加、第一演出助手を務める。02年英国ロイヤルオペラ「ヴォツェック」、04年「ニーベルングの指環」(共にK.ウォーナー演出)では演出補として参加。03年メトロポリタン歌劇場「後宮からの迷走」では太守セリム役で出演。新国立劇場には、開場記念公演「ローエングリン」でW.ワーグナーの演出助手を務めて以来、「魔笛」、「フィガロの結婚」、「ニーベルングの指環(全4作品)」等に参加。04年こどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険」を演出、大絶賛を博した。新国立劇場オペラ劇場の演出は本作品がデビューとなる。

ダーラント:松位 浩
大阪音楽大学卒業。同大学大学院修了。ベルリン芸術大学に学び、ドイツ国内の歌劇場との専属契約を経て、ザールラント州立劇場ザールブリュッケン首席バス歌手として招聘され現在に至る。また02年ザルツブルク祝祭劇場「トリスタンとイゾルデ」国王マルケ、ザールラント州立劇場05/06シーズンでは「ドン・カルロ」フィリッポU世、「ラ・ボエーム」コッリーネに出演等、ヨーロッパで活躍している。新国立劇場初登場。

ゼンタ:アニヤ・カンペ
2002年バイロイト音楽祭にて「ラインの黄金」フライア、「ワルキューレ」ゲルヒルデでドイツ・デビュー。03年、04年にも同役でバイロイトに出演。また、03年エッセン歌劇場にて「ニュルンベルクのマイスタージンガー」エーファで出演。同年11月ワシントンオペラ「ワルキューレ」ジークリンデで大絶賛された。「さまよえるオランダ人」ゼンタは重要なレパートリーで、05年モネ劇場、06年にはバイエルン州立歌劇場に出演。新国立劇場初登場。

エリック:エンドリック・ヴォトリッヒ
1992年バレンボイムの招聘でベルリン州立歌劇場と契約。01年にバイロイト音楽祭にて「ニュルンベルクのマイスタージンガー」シュトルツィングで大成功を収め、03年も同演目同役で出演。03年秋にはシュトゥットガルト歌劇場にて同演目同役、04年にザクセン州立歌劇場で「ワルキューレ」ジークムント、04年はバイロイトにて「パルジファル」タイトルロール、06年は「ワルキューレ」ジークムントで出演。07年はシュトルツィング主演予定。新国立劇場初登場。

オランダ人:ユハ・ウーシタロ
1964年フィンランド生まれ。フルート奏者として活躍後、歌手に転身。97年「ファルスタッフ」タイトルロールでデビューした。幅広いレパートリーを持つが、最近ではワーグナー作品を中心に活躍。特に「さまよえるオランダ人」オランダ人では、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、サヴォリンナ音楽祭、サンフランシスコ・オペラ等に出演。06年にはベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場に出演予定。新国立劇場初登場。

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