『焼肉ドラゴン』のセットにすっかり溶け込んだように並んだ作・演出の鄭義信と、映画監督の李闘士男、同じ関西出身の2人に、進行役も兼ねた宮田慶子が加わってのトークセッション。映画『お父さんのバックドロップ』の脚本と監督でコンビを組んだ2人の出会いから、少年時代の記憶が『焼肉ドラゴン』を書かせたという鄭義信、少年時代の在日体験を話す李闘士男(現在は日本国籍を取得)、それぞれの思いを語り合い、『焼肉ドラゴン』の描く1960年代から70年代の在日コリアンと日本の関係、その背景が浮かびあがるようなトークセッションが展開された。