プロフィール

中村恩恵 Nakamura Megumi
第17回ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞を受賞後、1991〜99年J.キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し活躍。退団後はオランダを拠点に活動し、2000年自作自演ソロ作品『Dream Window』でGolden Theater Prize 受賞。07年に日本へ活動の拠点を移し、DanceSangaを設立。ダンサーと振付家の活動を両立し、Noism07『Waltz』、Kバレエカンパニー「New Pieces」にて『黒い花』を発表する等、多くの作品を創作、11年に第61回芸術選奨文部大臣賞を受賞。また『The Well-Tempered』『時の庭』など、首藤康之との創作活動を積極的に行い、11年には新国立劇場にて『Shakespeare THE SONNETS』を発表し高い評価を得た。

首藤康之 Shuto Yasuyuki
1986年に、東京バレエ団に入団。90年『眠れる森の美女』王子役で主役デビュー後『ジゼル』『白鳥の湖』などの古典作品をはじめ、M.ベジャール『M』『ボレロ』ほか、J.キリアン、J.ノイマイヤー、M.ボーンなど世界的現代振付家の作品に多数主演。2004年東京バレエ団を退団後、特別団員となり、映画『トーリ』や『SHAKESPEARE'S R&J』でストレートプレイに出演するなど幅広く活躍し、07年には自身のスタジオ「THE STUDIO」をオープン。同年ベルギー王立モネ劇場にて『アポクリフ』世界初演、日本での公演の成果が認められ10 年第42 回舞踊批評家協会賞を受賞。08年および10年『空白に落ちた男』に主演。最近は中村恩恵との創作活動も積極的に行っている。また、KAATにて自らのプロデュースによるシリーズ「DEDICATED」、W.タケット演出・振付『鶴』に主演。11年『ShakespeareTHE SONNETS』での共同演出、および演技により第62回芸術選奨文部大臣賞を受賞した。

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