プロフィール

アルテ イ ソレラ 鍵田真由美&佐藤浩希
ARTE Y SOLERA Kagita Mayumi & Sato Hiroki

鍵田真由美は6歳でモダンダンスを始め、その後クラシックバレエ、ジャズダンスなど様々な舞踊に触れる。日本女子体育短期大学・舞踊科在学時にフラメンコと出会い、佐藤桂子、山崎泰に師事。1990年河上鈴子スペイン舞踊新人賞を受賞。91年にスペインに留学し、95年鍵田真由美フラメンコ舞踊団(現 アルテ イ ソレラ)を結成。
佐藤浩希は、ある日偶然見たアントニオ・ガデスの『血の婚礼』とタブラオ『新宿ギターラ』での鍵田真由美の踊りに衝撃を受け福祉から一転、フラメンコの道へ。『新宿ギターラ』の翌日鍵田に入門し、96年河上鈴子スペイン舞踊新人賞、および日本フラメンコ協会新人公演で、史上初の特別奨励賞を受賞。97年から渡西を重ねる。98年、鍵田真由美フラメンコ舞踊団に佐藤浩希が参画し、舞踊団「アルテ イ ソレラ」に発展。以降、佐藤浩希が全作品の演出・振付を担当する。初めて発表した『レモン哀歌〜智恵子の生涯〜』(1998)では能やハーモニカと共演し、鍵田真由美が文化庁芸術祭新人賞を受賞。2001年初演の阿木燿子プロデュース、宇崎竜童音楽監修・作曲の『FLAMENCO 曽根崎心中』では、近松門左衛門の作品のフラメンコ化に挑戦して文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2004年には同作品でフラメンコ・フェスティバル「フェスティバル・デ・ヘレス」(スペイン)にスペイン国外の舞踊団として初めて招聘され、絶賛される。
同年日本では、フラメンコの伝統や土着性に根ざした作品『ARTE Y SOLERA 歓喜』で文化庁芸術祭大賞を受賞。これまでに10を超える劇場作品を発表している。一方で、08年よりフラメンコの原点に立ち戻るべく100名程度の小空間のためのシリーズ『desnudo( デスヌード) 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブ』を定期的に開催、現在までに7回を数える。伝統的なフラメンコに対しても愛情、造詣ともに深く、スペイン・ヘレスにも拠点を持つ。
アルテ イ ソレラ HP

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