研修所ニュース

新国立劇場バレエ研修所 ロシア・モスクワ公演 牧阿佐美振付「シンフォニエッタ」上演決定


新国立劇場バレエ研修所は、本年6月にモスクワのボリショイ劇場と国立クレムリン宮殿にて開催されるA.Y.ワガノワ記念・ロシア・バレエ・アカデミー創立280周年記念ガラ・コンサートに招待されました。総勢12名の若きダンサーがボリショイとクレムリンの舞台に登場し、牧阿佐美振付の『シンフォニエッタ』を上演いたします。


A.Y.ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミーは、ボリショイバレエ学校(正式名称:モスクワ国立アカデミー舞踊学校)、パリ・オペラ座バレエ学校等と並び、世界有数の歴史と伝統あるバレエ学校です。本公演はアカデミーの創立280周年を祝うガラ・コンサートとして開催され、第1部はワガノワの卒業生とアカデミー生による小作品、第2部は世界の優れたバレエ学校による競演、第3部はワガノワ出身で世界的に活躍しているスターダンサーとアカデミー生による『パキータ』(第3幕)という華やかな公演となります。新国立劇場バレエ研修所は、ボリショイバレエ学校、デンマーク・ロイヤル・バレエ学校などの世界の名高いバレエ学校とともに、このガラ公演の第2部に出演します。


新国立劇場バレエ研修所の海外公演参加はめざましく、2006年、2011年の「Protégés~国際バレエ学校フェスティバル~」(ワシントンD.C.のケネディ・センター)、2013年の「モスクワ国立舞踊アカデミー創立240周年記念国際バレエフェスティバル」(モスクワの国立クレムリン宮殿)に続き、この度は4度目となります。
日本の国立のバレエ研修所として、日頃の研修成果を世界の観客に披露するとともに、世界中から集まった才能ある同世代のダンサーと交流を深め、貴重な経験を糧に、さらなる飛躍を目指します。

 


A.Y.ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー創立280周年記念ガラ・コンサート

日程・会場:

 6月19日(火)ボリショイ劇場

 6月20日(水)国立クレムリン宮殿

 

「バレエ等舞台芸術による若手芸術家国際文化交流事業」

*本公演におけるバレエ研修生参加は文化庁主催事業として行われます。


 

 

 


*本事業は「ロシアにおける日本年」に認定されています。

「ロシアにおける日本年」の概要はこちら


 

2011年3月米国ワシントンD.C. ケネディセンター公演より
2017年7月バレエ・アステラス2017より『シンフォニエッタ』