2015/2016シーズンエンディングパーティが開催されました



6月19日(日)バレエ『アラジン』終演後、2015/2016バレエ シーズンセット券をご購入されたクラブ・ジ・アトレ会員の中から参加のご希望をいただいたお客様を対象に、「バレエシーズンエンディングパーティー」がレストランマエストロにて行われました。

大原永子舞踊芸術監督や新国立劇場バレエ団ダンサーらも出席し、総参加者は100名を超す大盛況のパーティーとなりました。

開宴後、初めに新国立劇場運営財団の尾﨑元規理事長が、新国立劇場を支えてくださるお客様方に厚く御礼を申し上げました。


大原芸術
監督からは2年間を振り返り、「バレエ団として成長し続けるため努力を続けていきますので、今後も温かいサポートをお願いいたします」とご挨拶がありました。

また、バレエ団を支えるスタッフである、バレエミストレスの板橋綾子、バレエマスターの陳 秀介、アシスタントバレエミストレスの遠藤睦子をご紹介致しました。

 

 

続くバレエダンサーのご挨拶では、司会の守山実花さんの進行の下、それぞれ今シーズン、来シーズンについて語りました。

 

奥村康祐「今日の舞台はリラックスして楽しんで踊ることができました。来シーズンからプリンシパルになって身の引き締まる思いです。舞台の上で表現できることをますます増やしていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。」

 

井澤 駿「去年に引き続き今年も挑戦の年で、初めてのことにたくさん挑戦させていただきました。来シーズンも盛りだくさんな内容なので、一つ一つ大切に努力していきたいと思いますので、皆さん応援を宜しくお願い致します。

 

木村優里「来シーズンは『眠れる森の美女』のオーロラという難しい役に抜擢されとても驚いています。第一幕のオーロラ登場の音楽がとても好きで、気品を表現できるよう精進して参ります。

 

柴山紗帆「今シーズンは『くるみ割り人形』で金平糖の精を踊らせて頂き、とても緊張しましたがたくさんの方々が温かく見守ってくださったので、安心して踊ることができました。来シーズンはシンデレラ役で初めて全幕を踊るので、演技に力を入れて頑張っていきたいと思います。

 

長田佳世「『ホフマン物語』での人形としての踊りはすごく難しかったです。『シンデレラ』は大好きな作品の一つなので、私達ならではのシンデレラをお届けできるよう頑張りますので、皆さんどうぞ宜しくお願いします。

 

菅野英男「オープニングのホフマン役が印象に残っています。リハーサル中は常に考えさせられましたが、考えすぎず、とりあえず自分なりにやってみることに対して物怖じしなくなりました。

 

本島美和「毎年新しい役に挑戦させて頂けて感謝しております。『ラ・シルフィード』のマッジは憧れていた役だったので、貴重な経験でした。来シーズンはトウシューズを履くような役をたくさんやれたらな、と。

 

マイレン・トレウバエフ「今まで10年間、いつも温かいサポートをいただきありがとうございました。これからも踊り続けますので、また新国立劇場でお会いしましょう。

 

八幡顕光「『アラジン』は以前よりも落ち着いて、プリンセスと出会って変化していく様子やパートナーリングに気を付けて踊ることができたと思います。来シーズンは自分を生かせる役できちんと皆さんを納得させられるような踊りをしたいと思っています。

 

奥田花純「『アラジン』での初めてのプリンセス役は、リハーサルで一つ一つ掘り下げる中で、自分の中でのプリンセス像がだんだんできていくのが楽しかったです。来シーズンも欠点と向かい合いながら、自分を高められるよう努力したいと思います。

 

米沢 唯「今シーズンは終わったばかりで実感もないのですが、素晴らしい仲間に恵まれて、本当に楽しい日々を過ごしています。ジュリエットは小さいころから大好きだった役柄なので、精一杯自分のすべてを舞台に投げ出して身を尽くそうと思っています。

 

小野絢子「『アラジン』は私自身の主役デビュー、イギリスデビューの作品で思い入れの強い作品なので、また踊れてハッピーでした。来シーズンも、いつも初心を忘れずに、自分の役割をしっかり認識してやっていきたいと思います。

 

福岡雄大「『ホフマン物語』から『アラジン』まで、年齢も様々な、色々な役柄を演じたという実感があります。来シーズンはまた新たな人々の出会いがあると思いますので楽しみです。期待を裏切らないよう頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。

 

 

サプライズで『アラジン』を指揮したポール・マーフィーさんからもご挨拶をいただきました。

バレエ団ダンサーたちはその後もお客様との交流のひと時を愉しみ、大賑わいのうちに閉会となりました。

 

新制作の『ホフマン物語』で始まった2015/2016シーズンも本日の『アラジン』で閉幕となりました。

2016/2017シーズンは10月29日にケネス・マクミラン振付『ロメオとジュリエット』で開幕致します。

記念すべきシェイクスピア没後400周年に贈る、純愛悲劇をどうぞお楽しみに。


引き続き新国立劇場バレエ公演をご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。



大原永子舞踊芸術監督

指揮者ポール・マーフィー氏からもご挨拶頂きました



奥村康祐

井澤 駿




木村優里

柴山紗帆




本島美和

マイレン・トレウバエフ




福岡雄大

米沢 唯


小野絢子
奥田花純

八幡顕光


長田佳世