平成21年度
新国立劇場こどものためのバレエ劇場

「しらゆき姫」

  • 【原 作】グリム童話
    【音 楽】ヨハン・シュトラウス2世(作品抜粋)

    追加公演決定! 4月4日(土)午後5時開演の部
    2009年1月26日(月)発売!

  • 中劇場

親子で楽しめる本物のバレエ
世界中で愛されているグリム童話「しらゆき姫」
バレエの魔法で美しく、夢見る世界へみな様をご案内します。

本当のバレエ芸術を伝えたい。こどもたちにとって、忘れられない一日になりますように。こどもは、素直な心で芸術の核心をストレートに理解します。本当の芸術こそ、こどものころから触れていただきたい。より多くのこどもたちにバレエのたのしさと感動を伝えたい。その感動を家族とともに分け合っていただきたい。新国立劇場バレエ団ではバレエ芸術のすばらしさを、こどもたちに伝えることを大切な使命と考えています。

[プログラム]
第一部
『バレエ・ワンダーランドへようこそ』
美しく華やかなバレエの世界をわかりやすく、楽しく解説いたします。また、なかなかご覧いただく機会のない新国立劇場バレエ団のリハーサル風景の映像による紹介なども予定しております。

第二部
『しらゆき姫』<新制作/2幕>

ものがたり

しらゆき姫というとても美しい王女がいました。王女の継母である王妃は、自分が世界で一番美しいと信じていました。
王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しい女性は?」と聞くと、しらゆき姫だという答えが返ってきました。王妃は怒りのあまり、猟師にしらゆき姫を森に連れて行き、殺してくるように命じます。猟師は不憫に思い、しらゆき姫を逃します。
王妃は、魔法の鏡によってしらゆき姫が生きていることがわかると、老婆に姿を変え、しらゆき姫が身を隠している森へりんごを持っていきます。なんとしてでも自分が世界で一番美しい女性でなくては満足できない王妃でした。
毒りんごを食べたしらゆき姫は、倒れてしまいます。姫は死んでしまった、と悲しみに暮れた小人たちは、しらゆき姫をガラスの棺に入れました。そこに王子が通りかかります。

【主催】新国立劇場
【共催】朝日新聞社
【後援】朝日学生新聞社
【協賛】栄光ゼミナール/藤門商事株式会社
【協力】京王電鉄