クリスマスは新国立劇場で
バレエ『シンデレラ』を家族へプレゼント
新国立劇場では、年末にふさわしい公演として『くるみ割り人形』と『シンデレラ』をレパートリー化しているが、本『シンデレラ』は、20世紀英国が生んだ名振付家アシュトンによる愛とユーモア、ペーソスがたっぷりの舞台で、日本では新国立劇場バレエ団だけが上演する傑作バレエである。1999年12月の新国立劇場初演以来、家族そろって楽しく過ごすバレエプレゼントとして大変好評を得ている。
◆キャスト変更がございます。詳細はこちらをご覧下さい。
意地悪な義理の姉2人は、王子から招かれた舞踏会に行く準備に余念がない。シンデレラをかばう父親もはねのけて、彼女を召使のようにこき使っている。今は亡き母を慕って悲しむシンデレラの前に仙女が現れて、魔法の一振りでカボチャは立派な馬車に、シンデレラのみすぼらしい服は輝くばかりのドレスに変わる。