プロフィール

【演出・振付】牧 阿佐美 Choreography : Maki Asami
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【指揮】エルマノ・フローリオ Conductor : Ermanno Florio
トロント大学にてアンドリュー・デイヴィスに師事。卒業後、桐朋学園の指揮科でも学ぶ。1977年より指揮者としての活動を開始。85〜90年までカナダ・ナショナル・バレエの指揮者、92年からヒューストン・バレエの音楽監督を務めている。98年にアメリカン・バレエ・シアターの音楽監督に指名され、01年まで務めたほか、パリ・オペラ座バレエやローマ・オペラ座バレエにも招かれている。01年ベネチア・ビエンナーレ・フェスティバルの一環としてマルコ・ディ・バリのオペラ「カメラ・オブスキュラ」を世界初演、フィレンツェ5月音楽祭にもデビューを果たすなど、バレエのみならずオペラやシンフォニーの公演でも評価を受けており、世界各地の劇場で活発な指揮活動をおこなっている。04年3月オランダ国立バレエの音楽監督に就任。新国立劇場では03年の「ラ・バヤデール」で初めて指揮を務め、その後04年「ライモンダ」、06年「ジゼル」でも指揮を務める。今回の「椿姫」では編曲にもあたった。

スヴェトラーナ・ザハロワ Svetlana Zakharova 
<ボリショイ劇場バレエ>
<新国立劇場シーズンスペシャルゲスト>
ウクライナ共和国出身。ウクライナ国立キエフ・バレエ学校でワレーリヤ・スレーギナに学ぶ。1995年にワガノワ・バレエ学校に転校し、エレーナ・エフテーエワに師事する。翌年、マリインスキー劇場バレエに入団し、97年ソリストに昇格。95年の第3回サンクトペテルブルグ国際バレエ・コンクールでワガノワ賞を受賞している。際だったテクニック、演技力、舞台での存在感と華麗さを持つスターダンサー。2000年12月にマリインスキー劇場バレエ来日公演で、オリジナル復元版の「眠れる森の美女」に主演、01年にはパリ・オペラ座にデビューし、「ラ・バヤデール」のニキヤ役で大成功を収めた。03年9月にボリショイ劇場バレエに移籍。主なレパートリーに「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「ジゼル」「ラ・バヤデール」の古典バレエの主役のほか、マクミランの「マノン」、バランシン振付「アポロ」「ジュエルズ」「セレナーデ」「シンフォニー・イン・C」、ノイマイヤーの「ナウ・アンド・ゼン」などの現代作品がある。新国立劇場には02年「白鳥の湖」、03年「ラ・バヤデール」、04年「眠れる森の美女」、04年「ライモンダ」、05年「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」に続き、06年1月の「白鳥の湖」でも出演、完璧な踊りで会場を熱狂させた。04年の「ライモンダ」では細部まで完璧な踊りを見せ大絶賛を浴びた。2006/07シーズンは新国立劇場バレエのシーズンスペシャルゲストとして登場、「ライモンダ」「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」に出演。

アンドレイ・ウヴァーロフ Andrei Uvarov
<ボリショイ劇場バレエ>
モスクワ生まれ。ボリショイ・バレエ学校でアレクサンドル・ボンダレンコに師事し、89年に卒業後ボリショイ劇場バレエに入団。ボリス・アキモフの指導を受け91年にはプリンシパルに昇格。長身で優美な理想的なダンスール・ノーブル。デビュー当初は滞空時間の長い、スケールの大きなジャンプで注目されたが、端正かつ情熱的な踊りと演技力が年々熟練度を増してきている。93年ロシアの舞踊家協会から世界的な活躍をしたダンサーに贈られるブノワ・ド・ラ・ダンス賞を受賞し、95年にはナデージタ・グラチョーワとともに参加した大阪・世界バレエ・コンペティションで第1位ゴールド・プライズを獲得した。96年ロシア連邦功労芸術家、2000年ロシア連邦人民芸術家。「白鳥の湖」「ジゼル」「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」「ラ・バヤデール」「ロメオとジュリエット」の主役など、古典を中心とした物語バレエでの叙情性に満ちた踊りが高い評価を得ている一方、現代作品ではスピード感溢れるシャープな面でも評価が高い。新国立劇場では98年「ジゼル」、99年「ドン・キホーテ」に出演。07年6月「ドン・キホーテ」に出演予定。

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